こんにちは、3児の母まりこです。
私は専業主婦だからという理由で、認可外保育園の利用を検討せずにメリットを活用できなかった失敗経験があります。
割高だからと敬遠しがちな
- 認可外保育園
- ファミリーサポート
- 一時保育
ですが、令和元年10月1日より始まった「幼児教育・保育の無償化」の恩恵を受けて、無償になるケースがあります。
この記事はこのような方におすすめです。
・専業主婦だからと施設の利用を諦めている方。
・待機児童になってしまったため幼稚園へ入園しようと考えている方。
・もうすぐ出産。でも高いからと利用を諦めている方。
無償化にするには?
無償化にするためには下記のような条件がありますのでそれぞれについて詳しく説明します。
- 保育の必要性の認定が必要。
(妊娠・出産や求職中という理由でも可能) - 子どもの年齢。
- 保育園の利用がない。
- 通園送迎費は対象外。
保育の必要性の認定が必要
市町村の保育担当課で保育認定を受ける必要があります。
この保育認定とは、保育園の入所の際に必要となる認定と同等のものですが、就労以外にも上記のように
妊娠・出産や求職中という理由でも申請できるのです。(認定期間は限られます)
実は対象かも
専業主婦の方も実は対象かもしれません。
是非、お住まいの市町村の認定事由を調べてみてください。
「 ○○市 保育 認定 」
ようなキーワードで検索するか
保育所の利用案内などに掲載されています。
そもそも、求職活動が始められない
働きたいけど子どもを預けられないから、求職活動が始められない。
と実は私もこの思考に陥っていました。
でも私が住んでいる市では
求職活動証明書(市の保育担当課でもらえます)の
□保育所等入所後に求職活動を開始する予定である。
という部分に✓をつけて出すだけで求職活動中と認められたのです。
お住まいの市によって異なりますが、用紙1枚記入するだけでOKとなるケースもあるので是非確認してみてください。
子どもの年齢
無償化となる子どもの年齢は
3歳児(年少)から5歳児(年長)クラスの子ども。利用料が月額3.7万円まで無償
もしくは
0歳児から2歳児クラスまでの住民税非課税世帯の子ども。月額4.2万円まで無償
となっています。(3歳児とは、4月1日時点の年齢が3歳の子どもたちのことです)
住民税課税世帯は0~2歳児クラスの子どもは無償化にはなりません。
保育園の利用がない
すでに保育園を利用している場合は、残念ながらは無償化の対象とはなりません。
しかし、以下の施設は併用OK。
- 認可外保育
- 一時保育
- 病児保育
- ファミリーサポート
上限額の範囲内で無償化となります。
幼稚園を利用している場合は、施設ごとに併用できるかどうか異なりますので詳細はお住いの市町村へご確認ください。
私が住んでいる市では、公立幼稚園を利用している場合は認可外保育園との併用はできませんでした。
通園送迎費は対象外
通園送迎費、食材料費、行事費等などは無償化の対象外となります。
ただし、ファミサポでは、「預かり」と併せて利用する「送迎」については無償化の対象となるので、セットで利用する場合は無償化の対象となります。
無償化になる例
このような条件がありますが、専業主婦でも以下のようなケースでは無償化となります。
働きたいママ
住民税課税世帯で子どもが1歳児と3歳児。
働きたいが待機児童となったため、2人一緒に認可外保育園を利用。
認可外保育園に通いながら求職活動開始。
3歳児は無償化。1歳児はきょうだい利用のため半額。
認可保育園に空きが出たら転園予定。
妊娠中のママ
住民税課税世帯。もうすぐ二人目出産。
出産が落ち着くまでは、上の子の幼稚園入園を延期して、融通の利く認可外保育園やファミサポを利用。
二人目出産などのケースでは、上の子の送迎や毎日の弁当づくりなどが大きな負担となるのでこのような選択肢もよいかと思います。
認可外保育園のメリット
- 利用したい曜日だけ利用できる
- 希望する時間で預かってもらえる
- きょうだい一緒に利用できる
- きょうだいで利用する場合は、二人目半額
全ての認可外保育園共通ではありませんが、上記のメリットがある場合が多いので検討してみる価値ありです。
認可外保育園探しには
認可外保育園を探す場合、市のホームページなどには載っていない場合が多く探しにくいのですが、
こちら↓は地図から探せるので、転勤などで土地勘のない方にもおすすめです。
意外と近くで預かってくれるところが見つかるかもしれませんね。
最後に
無償化のお陰で、保育園・幼稚園だけではなく、認可外保育園・ファミサポ・一時保育など選択肢が広がりました。
ただ、知らないと利用できないこともあるので、制度をよく理解して、それぞれの家庭の状況に合わせたベストな選択ができるといいですね。
新たな「はじまり」の参考にしていただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。