【体験談】専業主婦でも成功した看護師の保活事情

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私はこれまでずっと正社員で働いていたので、保活はフルタイムで満点のポイントで保活に成功してきました。

しかし、夫の転勤に伴い、退職し、引っ越し。

「看護師の資格があればどこでも働ける」と甘くみていた私。

見事、保活に失敗し3歳児と1歳児が待機児童となり、仕方なく専業主婦となりました。

しばらくは、3歳児が幼稚園に通っていたのですが、

まりこ

この生活がかなり辛かった。。。

そんな時、

自宅近くの保育園に、年度途中で上の子のクラスで一枠だけ空きが出たのを見つけました。

まりこ

これは、チャンス。なんとしても、保育園に入りたい!!

ということで、専業主婦からの保活を始めることになりました。

目次

専業主婦の就活

専業主婦の就活が難しいことを、この時初めて痛感しました。

子どもを保育園に入れるのが先か? 

自分の就職先が決まるのが先か?

という大きな壁にぶち当たります。

看護職の絶望的な就活

人手不足が騒がれる看護職。もちろん求人はたくさんあります。

しかし、

・看護職は在宅勤務不可

・就職しても数年後には、転勤で退職しないといけない

・近くに頼れる身内や友人がいない

・夫は出張で不在の時もあり、ワンオペ必須

・コロナ禍で、看護職は激務

・下の子は別の認可外保育園で、ダブル送迎

このような状況で、フルタイムの看護職は体力的にも精神的にも無理

パートでも、看護職は勤務開始時間が早め(8:30~や9:00~)でダブル送迎では無理

と就職活動は絶望的でした。

しかも、途中入所の申込期限が残り1週間に迫っていました。

まりこ

短期間で、就職先が決まり就労証明を手に入れるのはほぼ不可能。

保活に必要なこと

保育の要件

・就労(外勤・自営)

・求職活動中

ここで保育の要件について一度確認すると、私の住む自治体では上記の内容です。

点数

保育の要件点数
就労外勤6~10※
自営6~10※
求職活動中5
※就労時間に応じて

求職活動中のままでは、点数は5点。

待機児童が複数いる中で、たった1つの枠を手に入れるためには満点でないと厳しい

保活の突破口

求職活動中ではダメ。就労(外勤)も難しい。ということは、

残るは就労(自営)のみ。

そこで、自営の保育の要件について、保育課の窓口で詳しく確認してみたところ、私の住む自治体では下記の内容でした。

自営の要件で必要な書類

開業届(自分で作成し税務署に提出したものの控え)

就労証明(自分で作成)

実績なし。収入なしでもオッケー

開業初期は、収入のない状態もありよね。その状態でも上記の書類を提出すれば、オッケーということでした。

※自治体によっては、収入額なども選考対象となる場合があります。

え?こんな書類だけでいいの?

というのが正直な感想。

正社員の立場からすると、不公平な気もしますが、制度上はオッケーなんですね。

ということで、全く起業するつもりなどなかったのですが、開業届を出し個人事業主となることにしました。

扶養内でも個人事業主になれますが、健康保険組合によっては開業届を出した時点で扶養を外れる場合があります。専業主婦で扶養内で働きたいと考えている方は、ご主人の健康保険組合に確認しておきましょう。

結果

上の子だけですが、保育園に入所することができ、保活に成功。下の子は認可外保育園に入所でダブル送迎となりましたが、晴れて保育園生活をスタートすることができました。

※後に、下の子も同じ保育園に入園できました。

起業初期

勢いで開業届を出したものの、個人事業主なんて未知の世界。

何から手をつけたらよいのかさっぱり分からず、起業初期は看護職以外のお仕事をしていました。

個人事業主といっても、ゼロから自分で仕事を作るのではなく、業務委託という形で企業などから仕事を請負うことができます。

私が実際に利用したのは、

資料作成のお仕事取材のお仕事など看護職以外の色々な業種の経験をしました。

病院や行政しか知らなかった私にとっては、「こんな仕事もあるのか!」と新たな発見でした。

まりこ

すぐに働く予定がなくても、登録して情報を集めておくだけでもとても勉強になります。

現在の働き方

そんな私が行きついた、今の自分に合った働き方は、

家庭と自分第一】扶養内でゆるく看護職も続ける

業務委託で保健師・看護師のお仕事(週2日~3日)

単発派遣で看護師のお仕事(月数回)

個人のお仕事(その他の時間)

無理なく、自分のできる範囲で、自分や家庭のペースに合わせて仕事量を調整しながら働くことができています。

最後に

就職先が決まらず保活を断念したり、働きたいけど働けない状況の方に、こんな方法もあるんだなと知ってもらうきっかけになれば幸いです。

また、保活だけではなく、子どもの成長とともに、小1の壁、学童問題、行きしぶりなど様々な問題に直面していますが、こういったことにも対応しやすいのが個人事業主の良いところ

新たな働き方を考えるきっかけになれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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